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狐ヶ崎 (刀)[きつねがさき]
狐ヶ崎(きつねがさき)は、平安時代末期から鎌倉時代初期の備中国の刀工・為次(ためつぐ)作の日本刀(太刀)である。狐ヶ崎為次(きつねがさきためつぐ)とも。国宝に指定されている。 国宝指定名称は「太刀 銘為次(狐ヶ崎)附黒漆太刀拵(たち めい ためつぐ(きつねがさき)つけたり くろうるしたちごしらえ)」。 ==伝来== 平安時代末期から鎌倉時代初期に備中古青江派の刀工・為次により作刀された。 「狐ヶ崎」の号は、正治2年(1200年)、駿河国清見関(現:静岡県静岡市清水区)にて発生した御家人による梶原景時に対する襲撃事件(梶原景時の変)の際、吉香友兼がこの太刀を振るって梶原景茂を討ち取り、梶原景時始め梶原一族を討伐した場所(駿河国狐ケ崎、現静岡県静岡市清水区上原地域)の名に由来する。 以後、吉川(きっかわ)家の家宝として800年余に渡って代々伝えられ,現在は財団法人吉川報效会の所有で、岩国市の吉川史料館 に保管されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「狐ヶ崎 (刀)」の詳細全文を読む
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